イヤホン用語集
イヤホン・ヘッドホンの選び方やスペック表で使われる専門用語37語を解説します。
ANC(アクティブノイズキャンセリング) マイクで外部騒音を拾い、逆位相の音波で騒音を打ち消す技術。 パッシブノイズキャンセリング イヤーピースやイヤーパッドの物理的な密閉により外部騒音を遮断する仕組み。 外音取り込み(アンビエントサウンド) マイクで拾った外部の音をイヤホン内に再生し、周囲の音を聞こえるようにする機能。 オーディオコーデック Bluetoothで音声データを送受信する際の圧縮・変換方式の総称。 SBC Bluetooth標準のオーディオコーデック。すべてのBluetooth対応機器で使用可能。 AAC Apple製品で標準採用されているオーディオコーデック。SBCより高音質。 aptX / aptX Adaptive Qualcomm開発の高音質Bluetoothコーデック。aptX Adaptiveは低遅延にも対応。Android機で広く採用。 LDAC SONY開発のハイレゾ対応Bluetoothコーデック。最大990kbpsの高ビットレート伝送。 LE Audio Bluetooth 5.2で導入された次世代オーディオ規格。低消費電力と高音質を両立。 ドライバー(ドライバーユニット) 電気信号を音に変換するイヤホン・ヘッドホンの発音体。音質を決定する最も重要な部品。 ダイナミックドライバー 磁力でダイアフラム(振動板)を動かして音を出す、最も一般的なドライバー方式。 バランスドアーマチュア(BA)ドライバー 小型のアーマチュアを電磁力で駆動するドライバー。繊細な中高音の表現に優れる。 ハイブリッドドライバー ダイナミック型とBA型を組み合わせ、広い帯域で高品質な音を目指すドライバー構成。 インピーダンス イヤホン・ヘッドホンの電気抵抗値(単位: Ω)。音量の取りやすさに関係する。 感度(出力音圧レベル) 一定の入力に対してどれだけの音量が出るかを示す指標(単位: dB/mW)。 再生周波数帯域 イヤホンが再生できる音の周波数範囲(例: 20Hz〜40kHz)。 ハイレゾ(Hi-Res Audio) CDを超える情報量(96kHz/24bit以上)で記録された高解像度音源の総称。 DAC / ポータブルアンプ デジタル音声をアナログに変換(DAC)し、増幅(アンプ)してイヤホンを駆動する機器。 Bluetooth 近距離無線通信の国際規格。ワイヤレスイヤホンの接続に使用される。 マルチポイント接続 1台のイヤホンを複数のデバイスに同時接続し、自動切替できる機能。 TWS(完全ワイヤレスイヤホン) 左右のイヤホン間もケーブルで繋がれていない、完全にワイヤレスなイヤホン。 IP規格(防水・防塵等級) 国際規格IEC 60529で定められた機器の防塵・防水の保護等級。 カナル型(耳栓型) 耳穴にイヤーピースを挿入する装着方式。遮音性が高く、現在の主流。 インナーイヤー型 耳穴の入口に軽く乗せる装着方式。圧迫感が少なく、開放的な音場が特徴。 オープンイヤー型(骨伝導含む) 耳を塞がずに音楽を聴ける方式。骨伝導式と空気伝導式がある。 オーバーイヤー型(ヘッドホン) 耳全体を覆うイヤーパッドを持つヘッドホン。高い遮音性と広い音場が特徴。 イコライザー(EQ) 低音・中音・高音など各周波数帯域の音量バランスを調整する機能。 骨伝導 骨(頭蓋骨)の振動を通して内耳に音を届ける技術。耳をふさがない装着感が特徴。 LC3 / LC3plus Bluetooth LE Audioで採用された次世代コーデック。低ビットレートでも高音質を実現。 Auracast Bluetooth LEオーディオのブロードキャスト機能。1つの音源を複数の機器に同時配信できる。 aptX Lossless Qualcommが開発したロスレス伝送対応Bluetoothコーデック。CD品質を劣化なく送受信できる。 MEMSマイク 微小電気機械システム(MEMS)技術を使った小型マイク。高感度・低ノイズが特徴。 平面磁界型ドライバー(平面駆動型) 薄い振動板全体を均一に駆動する方式。歪みが少なく高解像度な音が特徴。 EarScore イヤホン・ヘッドホンの総合品質を数値化した独自スコア指標。 クロスオーバー 複数のドライバーを搭載する際、各ドライバーが担当する周波数帯域を分割する回路・設計。 サウンドチューニング ドライバーや音響設計を調整して、意図した音質傾向に仕上げる開発プロセス。 THD(全高調波歪率) 音の再生時に発生する歪みの量を表す指標。低いほど原音に忠実。